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【東京アパートあるある】ロフト物件やめとけ!って実際どうなの??

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どうもです。

今回はロフト物件がテーマです。

東京で部屋探しするとロフト付きの物件ってやたら目にすると思います。確かに都内はロフト物件が沢山あります。

厳密ではないですけど、20年くらい前はやたらロフト物件が建てられてた気がします。木造2階建て(軽量鉄骨もある)でとにかく狭いイメージですw

で、その後しばらくは何となく下火になったかなと思ったらこの頃またロフト付きが増えてる感があります☺️かと言って、ロフトが人気かと言われれば何か違うような…w

<span class="fz-14px"><span class="fz-12px">はじめちゃん</span></span>
はじめちゃん

ロフト物件ってあんまり良くないって噂を聞くけど、実際どうなの?

こんな疑問に解説します。特に以下のような人を想定してます。

気になってる物件がロフト付きです。内見したら部屋はキレイでそこそこ場所も良いしそれに家賃もいい感じです☺️それで友達に話したらロフトって夏暑いしやめた方がいいよって言われました💦正直決めようと思ってたのに…少し迷ってます。。

アリなのかナシなのか?というワケですねw

と言うことで、東京でロフト物件に住むかどうかで現在悩んでる方は参考にしてみてください。

家を建てるときには建築基準法(以下、建基法)という法律を守らなければなりません。当たり前ですが、どんなにそれがイケてる建物だとしても無視したら違法建築になりますw

そんな建基法ではそもそもロフトは「収納・物置」という立ち位置になります。

そのためロフト部分の広さは居室じたいの面積の1/2以内である事と、天井までの高さは必ず1.4mを超えないという制限があります。また窓の大きさなどにも具体的な制限があったりします。詰まるところ居室としての用途を満たしていてはいけないというのが根本にあります。

ですので、ロフト付き物件の場合ネット広告での室内㎡数(平米数)はロフト部分をカウントしません(・Д・)

ただ実際にロフトをどう使用するかは自由です。とにかく表向きはそういうワケですw

ロフト付きの物件に一度住んだことがある人が次の転居先も絶対ロフトが良いって話は、あまり聞いたことがありません(^_^;)

そもそも前途で説明した通り、ロフトは部屋じゃなくあくまでオマケ感な要素のため当然っちゃ当然だと思います。

ちなみに巷には快適空間に仕上げたメゾネット風ロフトやRC造のデザイナーズロフト、またコロナ禍以降のテレワークスペースにもなり得るようなロフトなども存在します。ただしこれらのロフトは本記事では高級ラインとみなしw趣旨から外れますので、あしからず(¬_¬)

やっぱり東京でロフト物件と言ったら、1R(良くて1K)の広くても15㎡未満そこそこのお部屋が王道ですw

という事で、前置きはこの辺にしてロフト物件でよく言われるマイナス要素を並べてみます。

  • 夏が暑い
  • 冬は寒い
  • 冷暖房費がかかる
  • 掃除しにくい
  • 湿気が溜まりやすくカビが発生しやすい
  • 天井が近いので上階の音が響きやすい
  • 天井が高いので照明交換が大変
  • ハシゴ置き部分がデッドスペースになる
  • ハシゴの登り降りが面倒くさい
  • 結局、使い道がなかった

ざっと挙げただけでもネガティブ要素がこんなに出てくるのはある意味大したもんですね。(違うかw)

夏が暑い

これはロフトあるあるのもはや代表格ですw

特に最上階(ロフト物件は基本2階建て)では、日中の太陽光がアパートの屋根にもろに当たる為とても熱が溜まりさらに暑いですw(←ロフトの形状にもよります)また、近年の異常な暑さは熱中症リスクすらあり得ます😱

また、物件によってはエアコン位置がロフトよりも低かったり設置向きがおかしいなどがわりとありますwそうするとロフト部分が冷えないというダブルパンチ状態となります

ちなみにロフトに窓があると通気されて若干マシです…。

冬は寒い

ロフト物件は天井が高いので空気循環がそんなに良くありません。冬は部屋が寒いというのが鉄板ですw

ただ暖気は上に向かう習性があるので、冬のロフト部分は暖かったりします。そのかわり室内に行き渡らずにそこまで暖まらないというオチがあります(T ^ T)

物件によってはシーリングファン(天井にクルクル回る扇風機みたいなやつ)が備え付けられてる事があります。それがあると空調が流れるため多少は良いようです。ついてない時は自身でサーキュレーターを購入して代用する人が多いです。

冷暖房費がかかる

前途の理由からエアコンの消費電力は節約しづらい環境にあります。そのため状況にもよりますが通常よりは冷暖房費は上がる傾向といえます。

掃除しにくい

ロフト部分はホコリが溜まりやすいので出来るだけこまめに掃除が必要ですが、狭く屈んだりしなくてはいけなくロフトは掃除がしにくいのが地味にネックですw

湿気が溜まりやすくカビが発生しやすい

掃除がしづらいとどうしても億劫になって放置しがちですwただ布団を敷きっぱなしにしておくとその下の床面にカビが生えやすくなります。起きたら畳むなどしておく必要があります。(これもメンドーですw)

天井が近いので上階の音が響きやすい

ロフトは天井が近いのでどうしても上階の生活音が響きやすくなります。ロフト物件と言えば木造や軽量鉄骨造が殆どですが、ぶっちゃけ遮音性は低いので神経質な人には向いてないと思いますw

天井が高いので照明交換が大変

ロフト物件はだいたいが室内の天井が高いです。そのため照明器具がかなり高い位置にあることも珍しくありません。照明器具は設備でも、管球などは自分たちで交換しなくてはなりません。部屋によっては2m以上の脚立が必要なこともあり、ただ照明を交換するだけなのにとても厄介な事態に陥ります。

ハシゴ置き部分がデッドスペースになる

ハシゴは壁掛けて片付けることが可能なタイプがほとんどですが、その都度出し入れするのはメンドーなので大体がロフトにかけっぱなし状態になりますwただでさえ室内は狭いのにハシゴを置いた所がさらにデッドスペースになります。

ハシゴの登り降りが面倒くさい

初めの頃は新鮮でむしろ醍醐味だったはずなのに、慣れてくるうちにただただ面倒臭くなるものですw夜中のトイレ、お酒に酔ったとき、体調が悪いときの昇降はもはやダルすぎです…。

結局、使い道がなかった

で、結局は使い道がなかったというオチがよくありますw

これだけ沢山のデメリットに加えて多くの経験者からやめた方が良いと言われるロフト物件ですが、それでも今なおロフト付きアパートが建築されてるのは何故でしょうか?

これに関しては、ユーザーというよりも建てる側の大人の事情がとても大きいですw

知っての通り東京はとにかく土地価格が高いうえに広い土地を確保するのも難しいのがフツーです。ロフト付き物件はそんな狭い土地スペースで収益を出す一つの方法というワケです。都会ならではのスペース有効活用とも言えますw

天井が高くて開放感がある。趣味のスペースとして使えて秘密基地感がある。スペースの使い分けが可能。とは言え、実際は表裏一体w

メリットと感じたことも時が経つごとにデメリットの方が勝るのがお決まりパターンです…😑

そんな一癖も二癖もあるロフト付き物件ですが、その最大のメリットと言えば「立地に対しての賃料の安さ」これに尽きると思います。そこそこ立地が良くて、そこそこ家賃も手頃。この「そこそこ」感がロフト物件の最大の魅力だと筆者的には考えます。

見方を変えるなら、もしあなたが(検討してるロフト物件に)立地も良いとは思えず家賃も高いなと感じるならばハッキリ言ってナシだと思います。たとえその物件が新築だろうと初期費用が安かろうとも、その他のマイナス面をカバーするには力不足ですw

不動産価格や建築資材の高騰もあり東京圏の家賃相場も上昇傾向にあるのが昨今です。そんな煽りを受けてなのかまたは便乗商法なのかは置いといても「ロフト物件=そこそこ安い」の恩恵が受けられないなら、ロフト物件にする意味はあまりないと思いますよw(※あくまで個人の見解です😌)

何だかんだ言ってロフトの使い道って寝る場所だと思います。

初めから特別な用途を考えてる人なら別ですが、むしろそれ以上の有効方法ってある?って思っちゃいますw

そのためロフト付き物件の場合、内見時に実際にロフトで横になってみるのは必須チェックとなります。面倒臭がって決めちゃうと住んでから後悔する可能性大です😔

一応、布団やマットレスなどを敷いたときの高さを想定しておくのと寝返りしてみるのも忘れずに。大柄の人なんかだとそもそもスペースじたいが窮屈すぎしんどいわってことも多いからです( ゚д゚)

居室部分が広めの物件ならまだしも、そうでなければ結局は無駄スペースになるというのがこれまでの説明通りですwだったら同じ狭小物件でもロフトなしの方がシンプルに利用価値はあると思います。(ハシゴとかマジ邪魔ですよw)

という事で、結論です。

東京でロフト物件はアリかナシか?論争について、次の判断基準で結論を出してみてはいかがでしょうか??

  • 立地(希望エリアまたは最寄駅)と家賃にお得感があると思う
  • 実際にロフト部分で寝ることが可能だ

それでは、素敵な東京ライフを☺️

今回は以上です。